フリーキックを決めて手荒い祝福を受ける本田 photo/Getty Images
W杯の歴史を語るうえで欠かせない存在
ワールドカップは選手を一瞬にしてスター選手へ変えてしまう超ビッグコンペティションだ。
世界的なスーパースターになったという意味では、日本代表MF本田圭佑もそうだろう。
英『GIVE ME SPORT』は「ワールドカップの忘れられることのない26人のヒーロー」と題した特集を組んでいるが、その中で2010ワールドカップでの本田がピックアップされている。
初戦のカメルーン代表戦で得点を奪ったのもそうだが、何と言ってもグループステージ第3節・デンマーク代表戦で決めたフリーキックだ。かなり距離のあるフリーキックだったが、本田お得意の無回転ショットが炸裂。このデンマーク戦よりあの角度が本田お得意のものと認知されるようになった。
同メディアは本田がクリスティアーノ・ロナウドへと変化したと取り上げているが、あのフリーキックは世界の度肝を抜く一撃となった。ワールドカップの歴史に残るゴールの1つと言っても大袈裟ではないだろう。
他には同じ南アフリカワールドカップで大会初得点を記録し、チームで独特すぎるダンスを披露してくれた南アフリカ代表MFシフィウェ・チャバララ、2002日韓ワールドカップを大いに盛り上げたドイツ代表GKオリバー・カーン&ミロスラフ・クローゼ、2014ブラジルワールドカップで得点王に輝き、スーパースターの仲間入りを果たしたコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスらがリストアップされている。
本田はブラジル大会、2018ロシア大会でも得点を決めており、まさに「ワールドカップ男」との表現がふさわしい。アジアで最もワールドカップに愛されていた男と言える。
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