マジョルカの久保 photo/Getty Images
しかもライバルのレアルの手に渡った
NEXTリオネル・メッシと呼ばれている選手は数多くいるが、レアル・マドリードからマジョルカにレンタル移籍している日本代表MF久保建英が現段階で最も近いかもしれない。
マジョルカでのパフォーマンスはそう思わせられるほどのレベルにある。
スペイン『as』によると、カンテラのディレクターも務め、久保の才能を見つけた人物の1人であるジョアン・ビラ氏はバルセロナが久保を手放してしまったことを最悪のミスと語る。
「近年でもバルセロナにとって最大のミスの1つだろう。我々はクボを手放したこと、そしてマドリードの選手としたことを本当に後悔している。これはバルセロナらしからぬエラーだ。若い才能を手放すのは非常に深刻なことであり、さらに市場で高く評価されている選手なら余計に悪い。クボがファティの隣でプレイする姿を見ることができないと考えると、残念な感覚だよ」
バルセロナでは17歳のFWアンス・ファティが徐々に存在感を増してきており、当時のカンテラでは久保と揃って将来を期待されていた選手だ。古くからバルセロナを追いかけてきたサポーターの中には、久保&ファティのコンビ形成を期待していた人も少なくないはず。
それが今では数年後にレアルの一員としてクラシコで激突する可能性が高まってきている。予想外のシナリオで、久保が本格的にバルセロナを後悔させる日もそう遠くはないか。
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