ユヴェントスのロナウド photo/Getty Images
昨季と今季は上手く活かせず
マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリードに続き、ユヴェントスでもチャンピオンズリーグを制してみせる。
そう意気込んでイタリアへ向かったであろうユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドにとって、この2シーズンはほろ苦いものとなってしまった。
昨季はベスト8でアヤックスに、今季はベスト16でリヨンに敗れてしまったのだ。どちらも優勝候補とは言い難いクラブで、超がつく負けず嫌いのロナウドは相当フラストレーションを溜めているはずだ。
とはいえ、ロナウド個人のパフォーマンスは相変わらず凄い。昨季はアトレティコ・マドリードとのベスト16第2戦でチームを救うハットトリックを決めたが、今季もリヨンとの第2戦で2得点を記録。決勝トーナメントで発揮する勝負強さは相変わらずだ。
異常なのは、決勝トーナメントで記録してきた得点数だ。英『GIVE ME SPORT』によれば、ロナウドはチャンピオンズリーグ決勝トーナメントにて67ゴールも決めているのだ。
これはライバルとも言えるバルセロナFWリオネル・メッシより20ゴールも多い数字だ。
ユヴェントスがベテランのロナウドを獲得したのは、チャンピオンズリーグを制するためだ。Mr.チャンピオンズリーグとも言えるロナウドが在籍している間に何としてもチャンピオンズリーグを制覇しておかなければならない。
ロナウドの決勝トーナメントにおける勝負強さは今も健在だ。これをいつまで維持できるかは分からないが、来季こそは活かしたい。
来季からはアンドレア・ピルロがチームを指揮することになっているが、ロナウドを最大限活かしつつ欧州の頂点に立てるだろうか。
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