かつてマンUでプレイしたスコールズ photo/Getty Images
「彼こそが全てを備えた選手」
イングランド・プレミアリーグの歴史上、最も優れたMFは誰か。これは長年にわたってファンや指揮者の間で議論されていることの一つだ。
しかし、かつてアーセナルで活躍した元フランス代表FWティエリ・アンリ氏は、それでもマンUの中盤を支配していたスコールズこそがNo.1だったと主張する。英『Sky Sports』のインタビューでこの質問をぶつけられた同氏は、ジェラードと迷ったもののやはり最高はスコールズだと次のように自身の考えを明かしている。
「ポール・スコールズだね。次点スティーブン・ジェラードかな。彼も素晴らしい選手なんだけれど、やっぱりスコールズを選ばなければならないね。ユナイテッドと対戦するたびに、チーム全員が彼を止める方法を見つけ出そうとしていたことを思い出すよ。本当にジェラードとも悩んだんだけどね。でも、スコールズは過去15年から20年の間に、私が見た中で最も優れたセンターMFなんだ。スコールズこそ最も完璧だったのは間違いない。シャビ・アロンソとも何度も話したけど、彼こそが全てを備えた選手なんだ」
どうやらアンリ氏だけでなく、元リヴァプールのシャビ・アロンソ氏もスコールズこそがプレミア史上最も優れていたMFだと考えている様子。
とはいえ、ジェラードやランパードの実力も抜きん出ていたことは間違いない。アンリ氏はスコールズを推したが、まだまだこの議論は続いていくことだろう。難しすぎる“プレミア史上最高MF”を選ぶ議論。他のレジェンドの意見もたくさん聞いてみたいところだ。