アヤックスのスフールス photo/Getty Images
またアヤックスのタレント巡って争奪戦か
続々と優秀な若手を輩出するオランダの名門アヤックスは、昨夏にもMFフレンキー・デ・ヨングをバルセロナへ、DFマタイス・デ・リフトをユヴェントスへ売却した。彼らは現サッカー界を代表するヤングスターだが、彼らに続く若手がまたアヤックスから羽ばたくことになるかもしれない。
今話題を集めているのはデ・リフトの後釜としてアヤックスの最終ラインを束ねる20歳のDFペール・スフールスだ。今年に入ってオランダ代表にも召集されたスフールスは、今季すでにリーグ戦とチャンピオンズリーグを合わせて10試合に出場。デ・リフトの退団によって出番は大幅に増えた。
アヤックス側に今すぐ手放す考えはないようだが、伊『Calciomercato』はミランやインテル、リヴァプールといった強豪がスフールスに目をつけていると伝えている。ユヴェントスが昨夏にデ・リフトを引き抜いているため、ミランとインテルは同じセリエAのライバルとして今度こそ有望な若手センターバックを逃したくないとの考えもあるのかもしれない。
オランダ代表の方ではデ・リフト、インテルのステファン・デ・フライ、リヴァプールのフィルジル・ファン・ダイクとワールドクラスのセンターバックが3枚も揃っているため、スフールスが出番を得るのは簡単ではない。現状では4番手以下といったところだろう。
それでもアヤックスからビッグクラブへ移籍し、そこで結果を残せばA代表メンバーの常連となる可能性がある。デ・ヨング、デ・リフトの流れに続くのか、スフールス争奪戦が起こるのは時間の問題だ。