サラーはワールドクラスのアタッカーに photo/Getty Images
クラブ史に残る大ヒット補強に
リヴァプール史上最高の補強はFWモハメド・サラーなのか、DFフィルジル・ファン・ダイクなのか。
そんな議論を投げかけたのは英『GIVE ME SPORT』だ。
サラーの得点力は説明不要で、今季はマンチェスター・シティ戦や先日のワトフォード戦で圧巻のゴールを決めるなど大暴れ。ファン・ダイクの方も現世界最高クラスのセンターバックと評価される実力者であり、サウサンプトンからファン・ダイクを引き抜かなければリヴァプールのチャンピオンズリーグ制覇やプレミアリーグ制覇は実現しなかっただろう。

リヴァプールの番人ファン・ダイク photo/Getty Images
攻守ともに安定したチームが完成
個人の実力、チームにもたらしたタイトルの数を考えても、2人がクラブ史に残る補強なのは間違いない。これを一気に実現したリヴァプールのフロントは称賛されるべきだろう。
彼らの他にも課題だったGKにアリソン・ベッカーを迎えたり、DFジョエル・マティプをフリーで獲得したり、左サイドバックのアンドリュー・ロバートソンの実力を見抜いたりと、近年のリヴァプールはとにかく補強が当たっている。
その中でもサラーとファン・ダイクは特別で、同メディアもかつてリヴァプールが獲得したFWフェルナンド・トーレスやルイス・スアレスらよりインパクトは上と評価している。
サラーの場合は3600万ポンドと比較的低コストで獲得しているため、そこも評価できるポイントだ。一時はトップ4入りも難しいところまで実力が落ちた時期もあったが、リヴァプールは的確な補強で再び優勝争いの常連へと戻ってきている。