フリックの下で得点を量産しているバルセロナ photo/Getty Images
欧州最強クラスの攻撃力
開幕からリーグ戦11試合をこなし、37ゴール。ハンジ・フリック率いるバルセロナの破壊力が凄まじい。
他リーグのチームと比較しても、マンチェスター・シティはここまで20ゴール、パリ・サンジェルマンは28ゴールと、試合数は異なるがバルセロナの数字は印象的だ。
昨季のバルセロナと比較すると、昨季のバルセロナは11節終了時点で23ゴール、一昨季は28ゴール、2021-22シーズンは16ゴール、2020-21シーズンは25ゴールとなっていて、やはり今季の得点ペースは特別だ。
バルセロナが第11節時点で30ゴールに達していたのは、2018-19シーズン(31ゴール)、2017-18シーズン(30ゴール)、2016-17シーズン(32ゴール)など、リオネル・メッシがいた頃の話だ。フリックはロベルト・レヴァンドフスキを中心に、とうとうメッシ抜きでもゴールを量産できる集団を作り上げた。
今のところペースが止まる気配はなく、今後もゴールを量産する可能性が高い。ハフィーニャ、ラミン・ヤマル、ペドリ、ダニ・オルモなど、得点を奪える選手がバラエティに富んでいるのも強みだ。
同メディアも欧州最強クラスの攻撃集団になったと評価するが、このままの力でラ・リーガを制してしまうのか。チャンピオンズリーグ制覇も視界に入ってくるはずで、圧倒的火力で相手を呑み込むバルセロナらしいサッカーが戻ってきた。