バルセロナでプレイするファティ photo/Getty Images
今季のプレイ時間は132分のみ
バルセロナで10番を背負うFWアンス・ファティ(21)の1月の移籍市場での去就は大きな注目を集めている。
クラブレジェンドであるリオネル・メッシの10番を引き継いだファティには世界中から大きな注目が集まったが、度重なる怪我により、バルセロナでの未来も不安視されるようになっている。
ブライトンへのレンタル移籍から復帰した今シーズンはハンジ・フリック新監督のもと、かつての輝きを取り戻すことが期待された。しかし、ここまでの出場は5試合のみ。プレイ時間も132分のみとなっている。これはもちろん怪我による出遅れもあったが、ハフィーニャやラミン・ヤマルなど攻撃陣が絶好調なことも大きく関係しているだろう。
そんななか、スペイン『SPORT』によると、バルセロナは同選手の代理人であるジョルジュ・メンデス氏と会談し、ファティはチームメイトと同じように出場時間を争うチャンスがあったが、監督のプランには入っていないことを明らかにしたという。フリック政権では構想外になっていることを伝えられたようで、レンタルになるのか完全移籍になるのかは不明であるが、1月に新天地を求める可能性が高まっているという。
フリック新監督のもと、好調なスタートを切った新生バルセロナには新たなカンテラ出身の選手たちの台頭も見られるが、一方で厳しい状況が続いているファティ。最終決定はファティ自身に委ねられることになるようだが、復活待たれるバルサの10番はどのような決断を下すのだろうか。