ウルブズで存在感を発揮できるか photo/Getty Images
冬の移籍市場で完全移籍となった
ウォルバーハンプトンはライプツィヒより期限付き移籍中のファン・ヒチャンを完全移籍にて獲得することを発表している。オーストリアで輝いた韓国人アタッカーはプレミアでさらなる成長を続けている。
レッドブル・ザルツブルクのBチームに所属し、2015年にトップチームへと加入した。下部チームへの武者修行を経て、2019年にはアーリング・ハーランド、南野拓実らとともにUEFAチャンピオンズリーグでリヴァプールに善戦するなど、大きな注目を集めた。
その中でファンは、同年のプレミアリーグでドリブル突破を一度も許していなかったフィルジル・ファン・ダイクの守備を自身の武器であるドリブルで華麗にかわし、リヴァプール相手に得点を奪うなど1得点1アシストと活躍した。2020年に加入したライプツィヒでは得点を奪えなかったが、今季からウルブズへと移籍を果たしている。
そんなウルブズでは積極的に仕掛けて自身の武器を大いに披露。ここまでプレミアリーグで14試合4ゴールを記録しており、左ウイングとして主力となっている。序盤戦は苦しい状況が続いていたチームだが、第4節のワトフォード戦でゴールを決めると息を吹き返し、現在は8位まで上昇。ファンはウルブズにとって欠かせない存在となっているのだ。