今冬チェルシーに戻ってきたケネディ photo/Getty Images
もう1年チャンスを与えるべきとの見方も
優勝を争っていたマンチェスター・シティとリヴァプールのプレミアリーグ最終節が注目を集める中、3位でフィニッシュしたチェルシーの最終節にも興味深い動きがあった。
今季のプレミア最終節でワトフォードと対戦したチェルシーは、左ウイングバックにケネディを抜擢。
今冬にはベン・チルウェルの負傷離脱を受けてチェルシーに呼び戻されたのだが、出番はFA杯2試合のみ。それ以降は出場がなく、どこか忘れられていたところもあった。
そのケネディがワトフォード戦でスタメンに抜擢されることになり、チェルシーの選手としてプレミアリーグの試合に出場するのは2016-17シーズン以来のことだ。
しかもケネディはこのゲームでアシストを記録。チェルシーの選手としてリーグ戦でアシストを記録するのは初のことで、英『The Sun』によればサポーターからもケネディを称賛する声が多く出ているという。
「彼の攻撃性は非常に優れている。なぜトゥヘルが使わないのか分からない」
「彼は私が好きなテクニシャンだが、なぜトゥヘルはもっと信頼しないのか?」
このゲームではチルウェルも途中出場したが、同じ左サイドを務めるマルコス・アロンソがチームを離れる場合はケネディにもう1シーズンチャンスを与えてもいいのではないか。ワトフォード戦は可能性を感じさせるゲームになったとも言える。
またワトフォード戦ではこちらも定位置を確保できていなかったMFロス・バークリーが途中出場から決勝ゴールを記録しており、サプライズ要素の強い最終節になった。バークリーも今夏の動きが気になるところだ。