ブンデス挑戦が噂されるフロジェク photo/Getty Images
シックとのツインタワーもあるか
ブンデスリーガで3位となり、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得したレヴァークーゼン。今季の躍進を語る上でチェコ代表FWパトリック・シックの存在は大きく、彼の23ゴールでチームは何度も勝ち点3を獲得してきた。
そんなレヴァークーゼンは、すでにシックとの契約を2027年まで延長しており、来季もチームの柱として欧州の舞台を戦うことだろう。レヴァークーゼンはそんなエースと同国代表ストライカーの獲得に迫っており、来シーズンはチェコ代表の2トップがブンデスリーガで得点を量産するかもしれない。
その男がスラヴィア・プラハに所属するFWアダム・フロジェクだ。独『Kicker』によれば、すでにレヴァークーゼンがオファーして合意に至るところであると報道。移籍金は1800万ユーロになると伝えている。
欧州4大リーグでの経験はないものの、昨季の国内リーグでは19試合15ゴールを記録したフロジェク。今季はゴール数こそ9得点だったものの、12アシストを決めてエ-スとして得点数だけでなくチャンスメイクにも絡み、高いパフォーマンスを発揮した。
188cmのサイズを生かしたフィジカルの強さとゴールパターンの豊富さを武器とするフロジェク。弱冠19歳だが、ブンデスの舞台でもゴールを量産することができれば、アーリング・ハーランドのように大きくブレイクを果たすかもしれない。またシックの存在もフロジェクにとっては大きいだろう。レヴァークーゼンでの経験をそのままチェコ代表にも生かせるのは、代表での自身の価値を高めることとなっていく。来季はチェコのツインタワーがレヴァークーゼンの得点源となる可能性は非常に高い。
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