ブラジルで躍動するフッキ photo/Getty images
息の長いプレイヤーになっている
近年のサッカー界ではベテランとされる選手の活躍が目立つ。ズラタン・イブラヒモビッチ(40)やダニエウ・アウベス(39)、ルカ・モドリッチ(36)、クリスティアーノ・ロナウド(37)らがその筆頭であり、モドリッチに関しては21-22シーズンでCLを制している。
母国のヴィトーリアでキャリアをスタートさせ、日本にやってきた珍しいキャリアを持つフッキ。その後はポルトやゼニト・サンクトペテルブルク、上海上港でプレイし、2021年にアトレチコ・ミネイロに移籍し母国復帰を果たしている。ブラジル代表にも選ばれた実力者であり、クラブでは計659試合に出場して356ゴール195アシストを記録している怪物ストライカーだ。欧州5大リーグではプレイしていないが、ある程度の数字は残していただろう。
そんなフッキも35歳だ。7月には36歳の大ベテランとなるのだが、未だその得点力は衰えていない。昨季はリーグ戦35試合に出場して19ゴールとチームのリーグ優勝、自身の得点王を獲得。その勢いは今季も衰えておらず、7試合で5ゴールと得点ランキング2位につけている。
英『Squawka』ではブラジルリーグの得点王争いを取り上げており、フッキは2季連続でのゴールデンブーツを狙える勢いを保っていると今季の元ブラジル代表FWを取り上げている。
まだシーズンは始まったばかりだが、7本の枠内シュートで5ゴールを奪う決定力は素晴らしく、今季もフッキのゴールでアトレチコ・ミネイロがリーグを制することになるのだろうか(データは『SofaScore』より)。