昨季はサウサンプトンでプレイしたブロヤ photo/Getty Images
チェルシー下部組織出身のブロヤ
昨季インテルから9750 万ポンドで獲得したFWロメル・ルカクがインテルへ戻り、FWティモ・ヴェルナーにも移籍の噂が出ているチェルシー。マンチェスター・シティのFWラヒーム・スターリングの獲得に迫っているという報道も出ているが、ルカクのような9番タイプの選手ではない。
そこで期待がかかるのが20歳のFWアルマンド・ブロヤだ。アルバニア代表でも活躍するこのストライカーは、昨季チェルシーからサウサンプトンへとローン移籍を果たし、公式戦38試合9ゴールとプレミアリーグで多くの経験を積んだ。
現役時代にリヴァプールやチェルシーでSBの選手として活躍したグレン・ジョンソン氏は、英『GGRecon』でルカクの代役をブロヤが務めるべきだと主張している。
「チェルシーは、ロメル・ルカクとの契約で起こったことを考えると、再び恐ろしい金額を費やすことに抵抗があると思う。私だったら後釜に8000万ポンドを費やすより、アルマンド・ブロヤにチャンスを与えるでしょう。8000万ポンドを使って失敗するくらいなら、手元にいる選手で失敗したほうがいい」
「ブロヤはゴール前で技術的に優れているが、彼がどの程度の選手なのかはまだ分からない。サウサンプトンでは素晴らしいゴールを決めたが、サウサンプトンはチェルシーとは違う。彼はチェルシーでより多くのゴールチャンスを得るだろうし、技術的には来季さらに多くのゴールを決めるのに十分だ」
ウェストハムはブロヤ獲得に興味を示しており、3000万ポンドのオファーを提示したという報道も出ている。しかし、ルカクに続いてヴェルナーも退団となれば、ブロヤのチェルシー残留は決定的となるだろう。まだまだ長い目で見守る必要はあるが、191cmの大型FWでもあるブロヤがルカクに代わる、もしくはルカク以上の仕事をこなす未来に期待したいところだ。