ハンダノビッチの残留が決定する photo/Getty Images
2023年6月まで契約を延長した
昨季はミランにあと一歩届かずセリエA連覇を逃したインテル。今夏の移籍市場では覇権奪還に向け、ロメル・ルカクをチェルシーから期限付き移籍で獲得するなど、得点源となる選手を迎え入れた。
さらに守備の要であるGKサミール・ハンダノビッチとの契約を2023年6月まで延長したことを発表。長きにわたってインテルを支えてきた37歳の正守護神が来夏までチームに残ることが決まったのだ。
昨季も正GKを務め、セリエAで37試合に出場し、ベスト16に進出したUEFAチャンピオンズリーグでも8試合に出場。2012年に加入し、11シーズン目を迎えているハンダノビッチは、インテルのレジェンドとも言える大ベテランである。
また新シーズンは、正GKを守り抜く1年にもなるだろう。今夏アヤックスからカメルーン代表GKアンドレ・オナナが加入した。昨季は公式戦9試合の出場にとどまったオナナだが、実力は確かでありハンダノビッチから正GKを奪い取る覚悟で来ていることだろう。新シーズンに向け、インテルの激しい正守護神争いにも期待したい。