バルセロナと再契約することになりそうなウスマン・デンベレ photo/Getty images
魅力的なサイド攻撃が見られるだろう
今夏の移籍市場ではフリー以外での選手獲得が進んでいないバルセロナだが、どうやらリーズ・ユナイテッドのハフィーニャ獲得で合意となったようだ。『GOAL』が報じており、6000万ポンド(日本円にして約98億円)の移籍金を分割で今後は支払うことになる。
ビッグクラブでのプレイ経験こそないが、ハフィーニャは実力のあるアタッカーだ。昨季はけが人が続出したリーズで孤軍奮闘の活躍を見せ、11ゴール3アシストを記録。最終節ブレントフォード戦でもゴールを決めてプレミア残留の立役者となった。
ハフィーニャは右サイドを本職とする左利きのアタッカーで、バルセロナでも同様に右サイドに入るだろう。ドリブル突破、クロスでのチャンスメイクとプレイの幅が広く、守備でも献身性を見せる。
西『MUNDO DEPORTIVO』によるとバルセロナはウスマン・デンベレとの再契約に成功したようだ。同選手との契約は2022年の6月末で一度解消されていたが、2024年までの2年契約で合意に至ったと報じられている。
バルセロナは来季ハフィーニャとデンベレを同時起用することができる。両選手とも昨季は右サイドを主戦場としていたが、どちらも両サイドでプレイ可能な多様性を持っており、カスタマイズ性能が高い。アンス・ファティを継続して左サイドで起用できることになれば右サイドはスタートでハフィーニャ、終盤にデンベレ投入というプランも考えることができ、一気に前線の選手層が厚くなる。
データサイト『SofaScore』によれば昨季ハフィーニャが10回、デンベレが13回のビッグチャンスクリエイトを記録しており、両チームでトップの好成績だった。