ベルギー代表でも活躍してきたバチュアイ photo/Getty Images
昨季はレンタル先で14ゴールの活躍
その実力をどう評価すべきだろうか。2016年にチェルシーへ加わってから6年、どこか評価が難しいストライカーがミッチー・バチュアイだ。
バチュアイはフランスのマルセイユで結果を残し、2016年にチェルシーへ加入。しかし主力になりきれず、これまでドルトムント、バレンシア、クリスタル・パレス、そして昨季はトルコのベシクタシュとレンタル移籍を続けてきた。
昨季トルコ国内リーグでは14ゴールを挙げる活躍を披露しており、その実力は確かだ。ベルギー代表にも継続的に招集されており、6月のネーションズリーグでは4試合で2ゴール2アシストと躍動。あくまで最前線のエースはロメル・ルカクとなるだろうが、この活躍ぶりなら今年のワールドカップメンバーにも入ってくるだろう。何より通算45試合で25ゴールと成績は抜群だ。
問題はチェルシーでの評価だ。バチュアイはレンタル期間を終え、現在チェルシーのプレシーズンツアーに帯同している。英『GIVE ME SPORT』は『プレミアリーグでプレイしていることが忘れられている選手』と題した特集にバチュアイの名前を含めており、チェルシーサポーターの中にもバチュアイとの契約が続いていることに驚いた人もいたかもしれない。
2017-18シーズンには冬にレンタルで加わったドルトムントで10戦7ゴールと爆発するなど、どこかビックリ箱のようなストライカーではある。昨季もベシクタシュで二桁ゴールと暴れたが、チェルシーに居場所はあるのか。ベルギー代表での実績を考えても優秀なストライカーなのは確かだが、どこか評価の難しい選手となっている。
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