ブンデス2部で真価が問われる遠藤 photo/Getty Images
正念場となるシーズンだ
横浜F・マリノスで若くしてレギュラーに定着してブンデスリーガへと挑戦する男が、昨季は難しいシーズンとなってしまった。ウニオン・ベルリン2年目を迎えた遠藤渓太は、2021-22シーズンはわずか4試合の出場にとどまっている。
そんな遠藤は今季からブンデスリーガ2部のブラウンシュヴァイクへ期限付き移籍する。ブンデス初挑戦となった20-21シーズンは16試合1ゴールを記録した遠藤だが、2年目は出場機会に恵まれず。アピールする機会を与えてもらえなかった。
今年25歳を迎える遠藤にとってはキャリアの正念場となるだろう。ウニオンでの3年目をブラウンシュヴァイクへ武者修行することで、将来へとつなげていきたいところだ。持ち味である圧倒的なスピードを武器にドイツでの新たなシーズンを勝ち抜きたい。
またウニオン時代のチームメイトであり、加入1年目で主力として活躍した原口元気や、シュツットガルトで主将を務める遠藤航も2部から這い上がってきた選手だ。遠藤もブラウンシュヴァイクで定位置を確保し、チームの昇格や個人でのステップアップも先輩たちが経験している。その道に乗ることができるだろうか。今季のプレイにも期待したい。