アーセナルで良いスタート切ったジェズス photo/Getty Images
キャリアハイは14ゴールだが……
プレシーズンから好パフォーマンスを継続し、13日に行われたプレミアリーグ第2節レスター・シティ戦では2ゴール2アシストと躍動したアーセナルFWガブリエウ・ジェズス。
同じプレミアリーグとはいえ、新天地アーセナルではフィットするまで少し時間が必要かとも思われたが、ジェズスは想像以上の早さでチームに馴染んでいるように見える。
サポーターからの期待も大きい。英『90min』はさっそく「ジェズスは今季リーグ戦で何点奪える?」と問いかけているが、SNS上ではサポーターから「15点は容易い」、「20点以上」とハードルの高い要求が並んでいる。
確かに今のフィット感なら15ゴール以上を狙えそうだが、ジェズスのキャリアハイは2019-20シーズンの14ゴールとなっている。容易く15ゴールということは、あっさりキャリアハイを更新することを意味する。
やはり大きいのは、アーセナルでの『主役感』だろう。マンチェスター・シティではFWセルヒオ・アグエロがいたため、ベンチスタートも多かった。キャリアハイの14ゴールを奪った2019-20シーズンはリーグ戦で2023分間プレイしているが、ジェズスがプレミアリーグで2000分以上プレイ出来たのはこのシーズンと2020-21シーズンの2シーズンだけ(2060分)だけだ。
今季このままアーセナルで先発に固定されるなら、プレイタイムもプレミアでのキャリアハイを更新するだろう。マンC時代より2番手にはもったいない実力者だったが、主役になったジェズスはどれほどゴールを量産できるのか。今季は自身の才能を改めてアピールする特別なシーズンだ。