ノースロンドンダービーでトッテナムを破ったアーセナル photo/Getty images
継続できればタイトル獲得もある
近年のプレミアリーグはマンチェスター・シティとリヴァプールの2強といわれており、直近5シーズンでシティが4度のリーグ優勝、リヴァプールが1度タイトルを獲得している。
今季もその流れになるかと思われたが、リヴァプールが勢いに乗れず7試合で2勝4分1敗の勝ち点10。
シティは変わらず好調を維持しており、7試合で負けがない。今季のプレミアリーグでは唯一の記録で、マンチェスター・ユナイテッドとのダービーで黒星を喫することがなければ無敗は継続となる。
英『Squawka』では『Sky Bet』のプレミアリーグ優勝オッズを紹介しており、2022年10月1日時点ではシティが最も優勝の可能性が高く、その次にリヴァプールではなくノースロンドンダービーでトッテナムを破ったアーセナルが浮上してきた。3番目にリヴァプール、4番目にトッテナム、チェルシー、ユナイテッドと続いている。
ここ数シーズンの成績も考慮したうえでのオッズだといえるが、ついにリヴァプールが2位の座から陥落しアーセナルに抜かれることになった。
スパーズを破ったように今季のアーセナルは強い。開幕から5連勝と素晴らしいスタートを切りユナイテッドには敗れたが、引きずらずブレントフォードに勝利。そして前回対戦で敗れたスパーズ相手に3-1とホームでリベンジに成功している。8試合で勝ち点は21、シティが躓けば大きなリードを得て首位を継続できる。
「今シーズンのアーセナルは力強く、現在プレミアリーグの首位に立っている。
同紙ではここまでのアーセナルを振り返っており、「まさに本命と呼ぶにふさわしい存在になっている」と絶賛している。昨季の序盤からすれば考えられないようなスタートであり、新戦力のフィットも大きい。王者シティが大きく崩れることは予想できず、アーセナルとシティが今季は昨季のリヴァプールとシティのように勝ち点を重ね続けることになるのだろうか。