ウィリアム・サリバがアーセナルの守備を支えている photo/Getty images
アーセナルでの日々を楽しんでいる様子
マンチェスター・シティを抑えてプレミアリーグで首位に立つアーセナル。直近のリーグ戦ではノースロンドンダービーでトッテナムを破っており、今季の序盤戦は彼らがリーグの主役だ。
そんなアーセナルの今季の強みは強固な守備だ。複数失点はレスター・シティ戦(4-2〇)、マンチェスター・ユナイテッド戦(3-1●)の2試合のみであり、スパーズ戦は(3-1〇)最低限の失点数で試合を終えている。リーグではエヴァートン(7失点)に続く失点数(アーセナルは8失点)となっており、今季のアーセナルは堅いのだ。その中心にいるのはDFウィリアム・サリバで間違いない。
2019年にアーセナルに獲得されるも、サンテティエンヌ、ニース、マルセイユとリーグ・アンのクラブにローンに出されていたサリバ。そのためトップチームで使われず、売却されることになるとも言われていたが、今季はアーセナルに戻ってリーグ戦では全8試合で先発フル出場している。
ポジションはセンターバックで、右にサリバ、左にガブリエウ・マガリャンイスが今のアーセナルの鉄板だ。サリバはビルドアップで貢献でき、強度の高い守備を披露できる現代的なCBであり、試合を重ねるごとに評価を高めている。
英『90min』によると、アーセナルはそんなサリバとの契約延長の交渉を進めているようだ。現在は2024年までの契約が結ばれており、契約期間などは明かされていないが、両者にとって満足のいくものになると予想される。
「彼(アルテタ)は私の昨シーズンついて話してくれたし、今シーズンのプロジェクトについても説明してくれた。
「初めてのノースロンドンダービーを迎えるまでに長い間待たされた。でも最初から最後まで楽しめたし、今はとても幸せだ。今は世界最高の選手たちと対戦している。僕のような若い選手にとってはいいことだし、多くを学ぶことができる」
同紙の中で、どのようにしてアーセナルに戻ったのか、現状の気持ちを語ってくれている。ポジティブな発言が多く、今のアーセナルに満足しているようだ。頼れる守備者であり、アーセナルの堅守は彼が中心となって支えている。