昨季は10ゴールの西村 photo/Getty Images
甲府戦で決勝点の西村
横浜F・マリノスは富士フイルムスーパーカップでヴァンフォーレ甲府と対戦。この試合で決勝ゴールを決めた西村拓真は的確なポジショニングで、横浜FMの攻撃を司った。
この試合も[4-2-3-1]のトップ下を務めた西村は、積極的にボールに絡んで横浜FMのポゼッションを円滑に進めていく。1点目のシーンでも上島拓巳のパスを受けてつなげるなど、縁の下の力持ち役を務めたが、主役となったのは後半だった。
1-1の同点で迎えた61分、パスに抜け出したアンデルソン・ロペスのシュートはポストに直撃するものの、こぼれ球を詰めた西村がゴールネットを揺らして勝ち越し点を奪ってみせた。
時には中盤まで降りてポゼッションに参加し、攻撃時にはスペースに顔を出してチャンスに絡んでいくFWは、チームでも欠かせない存在へと成長している。昨季はシーズン途中にケガにも悩まされながら、リーグ戦27試合10ゴールを記録した。今季はゴール数でキャリアハイとなる11得点(仙台所属時の2018年)を超える活躍に期待がかかる。

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