起用法も幅広いJ・アルバレス photo/Getty Images
大化けの可能性も感じさせる
FIFAワールドカップ・カタール大会にてアルゼンチン代表の優勝に大きく貢献した23歳のFWフリアン・アルバレス。所属先のマンチェスター・シティではまだレギュラーとして活躍できているわけではないが、クラブは彼の将来性に大きな期待を抱いているようだ。
カタール大会では当初ベンチスタートだったものの、不調だったFWラウタロ・マルティネスからスタメンの座を奪い、FWリオネル・メッシと共にアルゼンチンの攻撃を前線から牽引したJ・アルバレス。
クラブレベルでは今季からシティへと活躍の場を移しており、ここまで公式戦29試合に出場。シティの前線にはタレントが揃っているがゆえ途中出場が多い状況だが、それでも9ゴールをあげる活躍を見せており、ジョゼップ・グアルディオラ監督から貴重な戦力の一人として数えられている。
スペイン『AS』のアルゼンチン版によると、シティはJ・アルバレスのワールドカップでの活躍や最近の調子の良さ、ポテンシャルの大きさなどを高く評価しているようで、長期に渡って彼をクラブに留めておきたいと考えている模様。現状J・アルバレスとシティの契約は2027年までとなっているが、近いうちの契約更改もありえるのかもしれない。
J・アルバレスはアルゼンチン代表の器用なストライカーということもあり、ゆくゆくはかつてシティの得点源だった同胞の先輩セルヒオ・アグエロ氏のような存在へとなっていくことも期待される。はたして、J・アルバレスが長期的にシティのために戦っていく未来はあるのか。両者の今後の動向に注目だ。