ローマの攻撃をリードするディバラ photo/Getty Images
ローマでは完全なる主役
ユヴェントス時代から優れた選手ではあったが、FWパウロ・ディバラは今季より移籍したローマで特別な輝きを放っている。
やはりチームの主役になっているのが大きい。
しかし、ローマではディバラこそNo.1のスターだ。指揮官ジョゼ・モウリーニョも絶対の信頼を寄せており、今季はここまで全コンペティション合わせて23試合で12ゴールと躍動。ユヴェントスでプレイしていた昨季は15ゴールだったため、早くもその数字に近づいている。
伊『sky Sports』によると、元イタリア代表のアレッサンドロ・デル・ピエロ氏もメンタルの部分が結果に繋がっているのではないかと見る。
「モウリーニョが彼のことを強く求めていたからね。モウリーニョが今季ディバラのレベルをどうやって引き上げたのか、その方法は実に興味深い。個人的にそうしたメンタル面を分析するのが好きなんだ。ディバラはチームから求められることを必要としていた。彼のクオリティは落ちていないから、継続性さえあれば違いを生み出せる」
ローマの王子様となったディバラは、改めてその才能を見せつけている。サポーターのハートもがっちり掴んでいるはずで、今季どこまで数字を伸ばしてくるのか楽しみだ。