アーセナルを離れたラカゼット photo/Getty Images
今夏こそは売却益を補強へ繋げたい
近年のアーセナルは新戦力補強でヒットを飛ばす一方で、売却の方がスムーズに進んでいない問題がある。
ミケル・アルテタ就任以降、アーセナルは選手を手放す際に移籍金を回収できていない。
MFメスト・エジル、FWピエール・エメリク・オバメヤン、アレクサンドル・ラカゼット、MFヘンリク・ムヒタリアン、DFシュコドラン・ムスタフィ、ソクラティス・パパスタソプーロス、セアド・コラシナツ、エクトル・ベジェリン、カラム・チェンバース、ダビド・ルイスらを放出しているが、いずれもフリーで手放しているのだ。
次の補強へ活かすためにも、移籍金の回収は必須だ。英『The Sun』は3億ポンド近く回収できていないと取り上げており、補強策には課題もあるか。
そんな同メディアが現在注目しているのは、FWニコラ・ペペだ。2019年にリールから7200万ポンドで加入したペペだが、アーセナルでは期待に応えられなかった。
今季はニースにレンタル移籍しているが、今後アーセナルの構想に入るかは微妙なところ。クラブとの契約は来夏までとなっており、手放すならば移籍金をどこまで回収できるのか同メディアも気にかけているのだ。
来季にはチャンピオンズリーグの戦いも絡んでくると考えられるため、今夏にきっちりと戦力を補強したい。売却の方でも成果を出す必要があるが、どのような動きを見せるか。
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