好調ナポリの原動力となっているオシムヘン photo/Getty Images
今季爆発している2人
現在セリエA首位を独走しているナポリは33年ぶりのスクデット獲得へ一歩一歩近づいている。各ポジションに優秀な選手が揃っていることが強さの要因に挙げられるが、なんといっても外すことができないのがチーム最大の得点源であるFWヴィクター・オシムヘンだ。
今季ナポリで3シーズン目を戦っているオシムヘンは得点を量産中。ここまで公式戦29試合に出場して25ゴールを記録している。リーグ戦だけでも21ゴールを奪っており、セリエA得点ランキングでは首位に位置。ビッグクラブからの関心も盛んに噂されている。
こうして欧州屈指のストライカーの一人に数えられるようになったオシムヘンは、マンチェスター・シティで得点を量産しているFWアーリング・ハーランドのことも少なからず意識しているようだ。ノルウェー代表でハーランドと共にプレイしているナポリのDFレオ・エスティゴーアを通じて交流する機会があったようで、英『Daily Mail』にこのように明かしている。
「エスティゴーアは彼(ハーランド)のことをよく話してくれる。彼がどれだけハードなトレーニングを積んでいるかといったことなんかもね。そしてある日、エスティゴーアは『もし君が望むなら、彼のシャツをもらってくるよ』と僕に言ってくれた。『頼むぜ、兄弟』と返したよ」
「彼がハーランドにそのことを話すと、ハーランドも僕のシャツが欲しいと言ってくれたみたいで、エスティゴーアを通じて交換した。彼はその世代で最高の選手だから、彼と比較されることや、世界最高のストライカーの一人と見なされることは僕をより刺激してくれる」
24歳のオシムヘンからすると22歳のハーランドは年下だが、ハーランドは今季プレミアリーグのシーズン最多得点記録を塗り替える勢いでゴールを奪っている。そんなハーランドに負けじとオシムヘンが得点ペースを加速させていけば、欧州サッカーはより大きな盛り上がりを見せるはず。