バジャドリードで結果を残したラリン photo/Getty Images
シーズン途中の合流ながら得点量産
昨年のワールドカップ・カタール大会にも出場を果たすなど、一気に力をつけているカナダ代表。
そのチームでゴールゲッターの1人となっているのがFWサイル・ラリン(28)だ。
カナダ代表ではバイエルンのアルフォンソ・デイビス、リールのジョナサン・デイビッドも有名だが、28歳のラリンはここまで代表通算28ゴールを奪っている。これは25ゴールのデイビッドを抑え、カナダ代表歴代最多記録だ。
そのラリンは今冬にベルギーのクラブ・ブルージュからスペイン1部のバジャドリードにレンタル移籍し、19試合で8ゴール3アシストと見事な成績を残した。残念ながらチームは18位で2部への降格が決まったが、それだけ苦しんでいたチームでシーズン途中から8ゴールを決めたラリンの決定力は見事と言うしかない。
スペイン『Mundo Deportivo』によると、ラリンには同じスペインのセルタ、ヘタフェ、レアル・ベティス、バレンシアなどが関心を示しているという。リーガ・エスパニョーラでの活躍ぶりを見れば、複数クラブがラリンに関心を示すのも当然と言えよう。
3年後のワールドカップへラリンも5大リーグで力をつけていきたいはずで、ラリンの成長はカナダ代表のパワーアップに繋がる。カナダのゴールゲッターではデイビッドも注目されているが、ラリンも負けず劣らずの実力者だ。
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