マンCの3冠に貢献したギュンドアン photo/Getty Images
ドルトムント時代は得点力に課題があったが……
26日、MFイルカイ・ギュンドアンのバルセロナ移籍が決まった。
マンチェスター・シティでの7年を振り返ると、完成されたMFになった7年だったと言える。
ドルトムント時代より実力は高く、香川真司とともにブンデスリーガ制覇も経験している。2011年にはドイツ代表デビューも果たしており、その実力は若い頃より高く評価されてきた。
ただ、決してゴールを量産するタイプの選手ではなかった。足下の技術が高いMFといった印象で、評価されてきたのは主にテクニックに関してだ。
しかし、シティではジョゼップ・グアルディオラの指導を受けて変わった。シティでは通算304試合で60ゴール40アシストを記録し、100ゴールに関与した。ここまで得点に絡むMFに成長するとは予想外だったか。
ドルトムント時代は157試合で15ゴール20アシストとなっているため、得点力の成長は一目瞭然だ。
32歳とベテランの領域には入っているが、今が最も充実した時とも言える。バルセロナでもガビやペドリら若きMF陣とどう絡むのか楽しみだ。