横浜FMがDF加藤聖を獲得(写真はイメージ)photo/Getty Images
今季は長崎で出場機会激減
横浜F・マリノスは24日、V・ファーレン長崎からDF加藤聖を獲得した。
現在21歳の加藤はJFAアカデミー福島で育ち、2020年に長崎へ入団。
プロ2年目から出場機会を増やし、昨季はチームの主力としてJ2で35試合に出場した。今季はさらなる飛躍に期待されたが、出場機会が激減。開幕戦からなかなか出番をもらえず、5試合の出場にとどまっていたが、今夏に戦いの舞台をJ1へ移すこととなった。
加藤はそれぞれのクラブを通じて、次のようなコメントを残している。
◯V・ファーレン長崎
「この度、横浜F・マリノスに移籍することになりました。まずは、このタイミングで急な移籍となり申し訳なく思っています。自分のプロキャリアをスタートさせていただいたクラブであり、特別な思いはこれからも変わることはありません」
「この3年半、色々な経験をしました。それは、僕の一生の思い出ですし、忘れることのない、濃い3年半でした。たくさんの人に支えられて毎日楽しくサッカーができました。本当に感謝しかありません。カテゴリーは違いますが、自分らしく全力でサッカーを楽しんで、自分の武器を最大限に発揮していきます。そして、最後になりますが V・ファーレン長崎のJ1昇格を心から応援しています。
3年半、本当にお世話になりました。ありがとうございました」
◯横浜F・マリノス
「横浜F・マリノスのみなさんはじめまして! V・ファーレン長崎から加入しました加藤聖です。この素晴らしいクラブの一員になれたことを非常にうれしく思います。タイトル獲得のために自分の武器を最大限発揮して必ずチームの勝利に貢献します。早くみなさんに認めてもらえるように全力で頑張ります! よろしくお願いします!」
これまで日本代表の世代別代表でもプレイしてきた加藤。3月と6月に行われたU-22日本代表の欧州遠征にも参加しており、パリ五輪での飛躍にも注目が集まる。そのためにも、まずはJ1で結果を残したいところだが、はたして。
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