今夏の移籍市場でラツィオへ加入した鎌田 photo/Getty Images
鎌田には「時間が必要」
ラツィオは27日、セリエA第2節でジェノアと対戦。ホームでの戦いながら苦戦を強いられ、0-1で敗戦した。
そして、今夏の移籍市場でラツィオへ移籍し、この試合で2試合連続のスタメン出場を果たした鎌田。何度かシュートチャンスはあったものの、決め切ることはできず。さらに、8月に入ってからチームへ合流したこともあってか、周囲との連携面などまだまだで、ボールロストやパスミスなども目立つ。そのため、ジェノア戦では、66分までのプレイにとどまった。
本調子には程遠い姿に、厳しい声もちらほら聞こえてくるが、まだまだチームに加入したばかりだ。マウリツィオ・サッリ監督やチームの10番を背負うルイス・アルベルトは、鎌田への期待をあらわにしつつ、このサムライを擁護している。2人の試合後のコメントを、伊『CITTACELESTE』や伊『TUTTOmercatoWEB』などが伝えている。
◯マウリツィオ・サッリ
「カマダに関しては、現時点で判断するのは難しい。彼は我々と一緒にトレーニングを始めてから、まだ日が浅いからね。彼がドリブル面で高いクオリティを持っているのは明らかだし、残りは努力次第で改善されるだろう。コンディションさえ良くなれば、もっと良くなるはずだ」
◯ルイス・アルベルト
「カマダ、イサクセン、カステジャノスに関しては、時間が必要だといっている。
はたして、鎌田は少しでも早く新たな環境に適応し、周囲の期待の応えることができるのか。