負傷から復帰したグリーリッシュ photo/Getty Images
加入早々に存在感を放つ新加入選手
今夏、スタッド・レンヌからマンチェスター・シティに加入したベルギー代表FWジェレミー・ドク。
プレミアリーグ第4節のフラム戦でデビューを果たしたドクは、最初右サイドでスタメン出場を果たしたが、左サイドのMFフィル・フォーデンとポジションチェンジをしてから存在感を発揮。
続く5節のウェストハム戦ではマンC加入後に初ゴールを早くもマーク。爆発力のあるスピードと、独力で突破できるドリブルはマンCの新たな武器として脅威になっている。
その後は、左サイドでプレイすることが多かったドクだが、マンCの左サイドには昨シーズン、ポジションを掴み取ったイングランド代表FWジャック・グリーリッシュがいる。
グリーリッシュは負傷もあり、ドクが台頭してきたフラム戦とウェストハム戦を欠場。直近2試合は復帰しており、カラバオカップの3回戦のニューカッスル戦ではスタメンフル出場を果たしている。
ドクとグリーリッシュという2人のポジション争いについてペップ・グアルディオラ監督は歓迎し、パフォーマンスのいい選手を使っていくとコメントしている。
「ジェレミーは右サイドでもプレイができる。誰がより多くプレイするかって? それはより良いパフォーマンスをする選手だ。シンプルなことだよ」
「フィルも左サイドでもプレイできる。パフォーマンスが良くて調子が良い選手には、より多くのチャンスが与えられるだろう」(英『Manchester Evening News』より)
ペップは左サイドのポジション争いに関して3人の選手の名前を挙げ、調子の良い選手を使っていくとコメントしている。
フォーデン、グリーリッシュ、ドクと3人とも異なるプレイスタイルであるため、配置する選手によって様々な戦い方ができるのはチームにとって大事なことである。
新加入選手が存在感を増していることで激化する左サイドのポジション争い。