ウディネーゼでプレイするルッカ(中央) photo/Getty Images
ここまでセリエAで6ゴールを記録
イタリアのアーリング・ハーランドは完成するだろうか。今季よりセリエAの舞台でイタリアの巨人ストライカーが懸命に技を磨いている。
そのFWとは、今季ACピサからウディネーゼへレンタル移籍している23歳のロレンツォ・ルッカだ。
ルッカが注目を集める理由の1つが201cmと規格外の身長で、セリエCのパレルモでプレイしていた頃より話題を呼んでいたのだ。
そこからルッカはACピサでセリエBの戦いを経験し、昨季はオランダの名門アヤックスにレンタル移籍。主力に定着していたわけではないが、エールディヴィジで6ゴール3アシストの結果を残した。
そして今季はウディネーゼにレンタルの形で加入し、ここまで18試合をこなして6ゴールを挙げている。初のセリエAということを考えれば、悪くない成績だろう。
伊『Gazzetta dello Sport』によると、ルッカが参考にしているのがマンチェスター・シティFWハーランドだ。同じ大型ストライカーとして動き出しなど参考にする点は多そうで、手本としては理想的か。
「今は映像で試合の分析をしていて、ハーランドの動きを研究している。彼はレフティーだけど、サイズ的には似ているからね。彼はモンスターだ。ボックス内での動きや、得点する術を学んでいるところだよ。
セリエCより一歩ずつステップアップしてきたルッカが次に目指すは、イタリア代表デビューだろうか。今のイタリアはセンターフォワードが不足しており、201cmものサイズを誇るルッカが成長すれば面白い。