デコSD「2月は将来について考える時期」 独メディアが予想す...の画像はこちら >>

S・ロベルトも放出候補か photo/Getty Images

今夏に大幅な入れ替えを断行か

バルセロナでは既にシャビ・エルナンデス監督の今季終了後の退任が決まっているが、同クラブでスポーツディレクターを務めるデコ氏はスペインメディア『La Vanguardia』とのインタビューの中で「2月は将来について考える時期」とコメントし、指揮官だけでなく複数の選手がクラブを去る可能性を示唆している。
 
チーム編成の刷新については、これまでデコ氏だけでなくバルセロナのジョアン・ラポルタ会長も現地メディアの取材の中で触れている。

こうした中、ドイツメディア『Sport Bild』は、MFセルジ・ロベルト、DFマルコス・アロンソの名前を放出候補としてまず挙げている。両選手はともに今年6月末でクラブとの契約が満了となるが、現在までに契約延長の発表がないことから今夏移籍金ゼローのフリー移籍で他のクラブに行くことが濃厚であるという。
 
また、バルセロナは経営改善のために人件費削減が迫られていて、そうした事情から昨年夏にジローナから加入したばかりのMFオリオル・ロメウの他にDFアンドレアス・クリステンセン、FWラフィーニャの売却も検討されているようだ。さらに、バイエルン・ミュンヘンが以前から獲得に興味をしめしていたDFロナルド・アラウホも、バイエルンへの移籍を頑なに拒んでいたシャビ監督の退任に伴ってクラブが移籍を容認する可能性があると『Sport Bild』は報じている。
 
スペイン国王杯では既に敗退し、ラ・リーガでも首位レアル・マドリードに勝ち点差8の3位と今季は苦しんでいるバルセロナ。果たしてクラブ首脳陣は、現状打開のために戦力の大幅な入れ替えに踏み切るのだろうか。

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