S・ロベルトも放出候補か photo/Getty Images
今夏に大幅な入れ替えを断行か
バルセロナでは既にシャビ・エルナンデス監督の今季終了後の退任が決まっているが、同クラブでスポーツディレクターを務めるデコ氏はスペインメディア『La Vanguardia』とのインタビューの中で「2月は将来について考える時期」とコメントし、指揮官だけでなく複数の選手がクラブを去る可能性を示唆している。
チーム編成の刷新については、これまでデコ氏だけでなくバルセロナのジョアン・ラポルタ会長も現地メディアの取材の中で触れている。
また、バルセロナは経営改善のために人件費削減が迫られていて、そうした事情から昨年夏にジローナから加入したばかりのMFオリオル・ロメウの他にDFアンドレアス・クリステンセン、FWラフィーニャの売却も検討されているようだ。さらに、バイエルン・ミュンヘンが以前から獲得に興味をしめしていたDFロナルド・アラウホも、バイエルンへの移籍を頑なに拒んでいたシャビ監督の退任に伴ってクラブが移籍を容認する可能性があると『Sport Bild』は報じている。
スペイン国王杯では既に敗退し、ラ・リーガでも首位レアル・マドリードに勝ち点差8の3位と今季は苦しんでいるバルセロナ。果たしてクラブ首脳陣は、現状打開のために戦力の大幅な入れ替えに踏み切るのだろうか。