土壇場でゴールを決めたガレーノ photo/Getty Images
アーセナルは枠内シュート0に
チャンピオンズリーグラウンド16・1stレグ。イングランドのアーセナルは、ポルトガルのポルトと対戦した。
プレミアリーグ25節のバーンリー戦とまったく同じスタメンとなったアーセナルだが、立ち上がりからポルトの守備に苦しむ。ミドルプレスからのブロック形成も早く、なかなかボールをつなぐことができない。開始2分でMFデクラン・ライスがイエローカードを受けたほか、つなぎをミスしピンチを招くシーンも。
21分、ホームのポルトは右サイドへ侵入すると、フランシスコ・コンセイソンの折り返しにガレーノが飛び込んでボレーシュート。これはポストに阻まれ、跳ね返りをもう一度ガレーノが狙うが、惜しくもゴール右へ外れた。
ビルドアップの出口を作れないアーセナルはサイドのガブリエウ・マルティネッリやブカヨ・サカに一気に展開するなど工夫をみせるが決定的なチャンスにはつながらない。コーナーキックのチャンスも幾度か得たものの、スコアを動かすことはできず後半を迎える。
後半もしびれるような展開の試合となり、なかなか決定機を作れない両者。アーセナルは74分にレアンドロ・トロサールに代えてジョルジーニョを投入。流れを変えようと試みるが、ポルト守備陣を崩すことができず時間が経過していく。
ATにもフリーキックからガブリエウが頭で合わせてゴールを狙うが、これも外れてタイムアップかと思われた。しかしAT+4分、マルティネッリが右サイドへ展開しようとしたボールが引っかかってガレーノへ。
ガレーノはそのままボールを持ち出すと右足のコントロールショットを放ち、これがゴール右隅へ見事に決まって、土壇場でポルトがスコアを動かした。
試合はそのまま終了。一瞬のスキを突いたポルトが1-0とアーセナルを破り、2ndレグに向けて大きなアドバンテージを手にした。アーセナルはなかなかチャンスを作り出すことができず、枠内シュート0での敗戦に。大きな課題が残る形となった。
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