レッチェ戦に大勝したインテル photo/Getty Images
今節はレッチェを4ゴールで一蹴
25日にセリエA第26節でレッチェと対戦したインテルは、この格下との一戦で主力選手の一部を休ませた。
FWマルクス・テュラム、DFフランチェスコ・アチェルビが負傷で欠場していることに加え、中盤の要でもあるハカン・チャルハノールとニコロ・バレッラもベンチスタートに。
1-0で勝利した先日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のアトレティコ・マドリード戦と比較すると、レッチェ戦で指揮官シモーネ・インザーギはスタメンを7人入れ替えたことになる。
それでも、インテルは4-0とレッチェを一蹴。最終ラインでは23歳と若い196cmの大型DFヤン・ビセックが3バックの一角に入り、中盤ではバックアッパーのクリスティアン・アスラニ、ダヴィデ・フラッテシが先発。前線にはベテランのアレクシス・サンチェスが入っている。
途中からは今冬に加入したスピード自慢のMFタジョン・ブキャナン、さらには19歳のナイジェリア人MFエベネザー・アキンサンミロまで登場。アキンサンミロは昨年の冬にインテルのアカデミーに加わった選手で、これがセリエAデビュー戦となった。
若手にも出番を与えながら、大勝を収める理想的な勝利だ。伊『Calciomercato』はインザーギ率いるインテルの全てが美しく回っているとマネジメントを絶賛していて、2位ユヴェントスとは9ポイント差をつけている。油断は禁物だが、もうスクデットは見えてきている。
3月13日に控えるアトレティコとの2ndレグへコンディションを整えていけるはずで、今のインテルは欧州でもトップクラスの安定感を誇っている。