加入後の影響力を指揮官は絶賛するも…… トッテナムでのヴェル...の画像はこちら >>

前節は怪我で負傷交代 photo/Getty Images

今季残りの試合は欠場か

トッテナムの指揮官アンジェ・ポステコグルーは、現在ライプツィヒからレンタル移籍中のFWティモ・ヴェルナーの去就についてコメントした。英『The Athletic』は報じている。



今冬にトッテナムにやってきたヴェルナーはここまでプレミアリーグで13試合に出場し、2ゴール3アシストを記録。トッテナムでは存在感を発揮し、補強成功という見方も多かったが、前節のアーセナル戦でハムストリングを負傷。今季残りの試合は欠場する可能性が高い。

トッテナムは1500万ポンド(約29億円)で完全移籍となる買取オプションを持っているが、ポステコグルーはこれを行使するかどうかをいつ決めるのか、という質問にこのように答えている。

「シーズン終了後だ。その理由はただひとつ、今ここではなく、全体的な戦略の問題だからだ。
ティモは今シーズン終了までのレンタル移籍で獲得した選手で、夏に何をすべきか、そしてそれができるかを見極めるための戦略の一部だ」

今夏の補強にも戦略があると語るポステコグルー。昨夏は積極的に選手の補強に動いたトッテナムだが、今夏にも精力的に選手の獲得に動く可能性が高く、現段階では様々な選手の噂が浮上している。ヴェルナーの今後の去就はシーズン終了後に正式に決めるようだが、トッテナム加入後に同選手がチームにもたらした影響については指揮官が称賛を惜しまない。

「彼は我々にとって非常に良い選手だと思う。1月にソニーが離脱し、それからリッチー(リシャルリソン)がケガをした本当に重要な時期に彼は入った。ワイドの選手が足りなかった。
彼の加入は我々にとって非常に役に立ったし、彼はインパクトを残したと思う 。でも、決定的な決断を下すには、まずここで得たものを明確にする必要がある」

トッテナムでは好パフォーマンスを発揮しているヴェルナーだが、今夏の去就はどのような結末を迎えるだろうか。