ドルトムントがPSGの強力攻撃陣を相手にクリーンシートを達成...の画像はこちら >>

MOMに輝いたフンメルス photo/Getty Images

今季のCL最強矛盾対決

ボルシア・ドルトムントはチャンピオンズリーグラウンド4のファーストレグでパリ・サンジェルマンと対戦した。PSGは今季のCLでここまで全ての試合で得点を重ねており、ドルトムントはラウンド8まで4度のクリーンシートを達成しているという、まさに今季最強の矛盾対決といえるこの試合は、ドルトムントが1-0のクリーンシートで勝利を収めた。



ジェイドン・サンチョをはじめとする多くのドルトムントの選手が躍動した中で、PSGの誇るキリアン・ムバッペやウスマン・デンベレをはじめとする強力攻撃陣の完封に貢献したマッツ・フンメルスがこの試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出された。

フンメルスは試合後のインタビューで「非常にまとまりのあるチームプレイを見せた」と語った。

「本当に最高の試合だった。僕たちはとても成熟していた。(リーグの出場枠が増えたことで)チャンピオンズリーグ出場権を再び獲得できたことも嬉しい。ブンデスリーガでの不振をチャンピオンズリーグでの好調で挽回した。
ムバッペ、(ブラッドリー・)バルコラ、デンベレのスイッチを90分間切ることはできない。チャンスが生まれるのは普通のことだ。とはいえ、このレベルで成功したいのであれば、他に方法はないのだから、リスクを冒さなければならなかった。ここで何が起こっているかは十分に理解していた。写真もビデオも見ている。これがボルシア・ドルトムントなんだ!」

ドルトムントは今季のチームの持ち味を出し切って、ファーストレグを先勝した。
しかしながら、PSGはラウンド8で、ファーストレグを2-3でバルセロナに先勝を許しながら、セカンドレグを4-1とひっくり返し、逆転劇を演じて見せている。ドルトムントがPSGを下してCL決勝にコマを進めるには、ファーストレグと同様にセカンドレグでもPSGの攻撃陣を抑え込めるかが大きなポイントとなるだろう。