AZで評価を高めてきた菅原 photo/Getty Images
イングランド、イタリア、ドイツ方面から関心の声が
今夏の移籍市場で人気を集めている日本人選手の1人に、オランダ・AZでプレイする菅原由勢が挙げられる。
エールディヴィジで通算135試合をこなしてきた菅原は、12ゴール21アシストを記録する攻撃性が魅力だ。
英『Football Fancast』も菅原の実力を高く評価しており、イングランドならばエヴァートンにピッタリの選手と取り上げる。
エヴァートンの右サイドバックといえば、長年シェイマス・コールマンがクラブのレジェンドとして担当してきたエリアだ。エヴァートンでの通算試合数は422を数え、サポーターからの人気も高い。
しかし、若い頃は攻撃性に定評があったコールマンも35歳と大ベテランだ。今季も膝の怪我で前半戦を棒に振り、リーグ戦12試合の出場のみに留まった。エヴァートンはコールマンに代わる攻撃的な右サイドバックを欲しているのだ。そのターゲットとして同メディアは菅原を猛プッシュする。
「エヴァートンの右サイドバックの現状を考えれば、クラブが菅原の獲得を目指すのは当然のことだ。菅原のポテンシャルならば、来季はストライカーのドミニク・カルバート・ルーウィンがもっと得点数を増やせるはずだ。菅原はサイドバックの選手ではあるが、攻撃面の成績が印象的だ。AZでも無数のチャンスを作り出している」
カルバート・ルーウィンは怪我に悩まされているものの、空中戦にも強いセンターフォワードだ。