リーズに加入した田中碧 photo/Getty Images
イングランド初挑戦となった田中碧
22-23シーズンにチャンピオンシップ降格を経験し、昨季は3位フィニッシュでプレミアリーグ昇格を逃したリーズ・ユナイテッド。今夏の移籍市場では昨季のチーム内得点王であるクリセンシオ・サマーヴィルらの放出がありながらも、ここまで4戦無敗の好成績を残しており、プレミア復帰に向けて順調な滑り出しをみせている。
そんなリーズは今夏の移籍市場で8選手を獲得しており、日本代表の田中碧もその1人だ。英『LeedsLive』ではサポーターに向けて、新戦力で誰に期待するかのアンケートを実施しており、今夏トッテナムから加入したマルノ・ソロモンがトップとなる過半数の数字を集めている。
田中はイスラエル代表FWに次ぐ2位で、全体の4分の1となる25%の票を獲得している。新戦力には元トッテナムのジョー・ロドンもいるが、彼よりも期待値は高いようだ。
リーズの指揮官であるダニエル・ファルケは[4-2-3-1]のシステムを志向しており、田中が起用されるとすればダブルボランチの一角となる。そのポジションはここまでのリーグ4試合すべてでイーサン・アンパドゥとイリア・グルエフがコンビを組んでおり、控えは田中と同じく新戦力のジョー・ロスウェルの2人のみと他のポジションに比べて選手層はかなり薄い。インターナショナルマッチウィーク明けからいきなり出番を得られる可能性も高く、今後の活躍に期待したい。