ナポリでプレイするマクトミネイ photo/Getty Images
3-4-2-1とは異なるオプションも出来た
果たしてナポリ指揮官アントニオ・コンテは今後どうチームをマネジメントするのだろうか。21日に行われたセリエA第5節のユヴェントス戦で嬉しい材料となったのが、先発したMFスコット・マクトミネイの好パフォーマンスだ。
コンテといえば[3-4-2-1]のシステムが1つの代名詞だが、ユヴェントス戦では[4-2-3-1]を選択。その中で先発したマクトミネイは攻撃的MFの位置に入り、前線で積極的にボールを引き出す動きを見せていた。コンテのシステム変更にはマクトミネイの個性を引き出す意味もあったのだろう。
セリエA公式もユヴェントス戦で見せたマクトミネイのプレイを評価していて、「マクトミネイに夢中」とプレイ集をまとめている。結果はスコアレスドローだったが、マクトミネイにボールを預けたところから攻撃が展開されるケースも多かった。これは今後への収穫と言える。
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— Lega Serie A (@SerieA) September 23, 2024
マクトミネイは今夏マンチェスター・ユナイテッドから加わった新戦力だが、ナポリは他にもMFビリー・ギルモアやFWダビド・ネレスなど積極的な補強に動いてきた。彼ら全員がコンテお得意の[3-4-2-1]にフィットするかは未知数で、選手の特性に合わせてシステムを変えた方がいいかもしれない。
果たしてコンテはユヴェントス戦をどう見たのか。今季は4バックも選択肢になるかもしれない。