土壇場で同点に追いついたウルブズ photo/Getty Images
劇的ゴールで勝ち点1を獲得
ガリー・オニール率いるウルブズはプレミアリーグ9試合を終えて、未だ勝利がなく2分7敗と今シーズンは苦しいスタートを切っている。
しかし、プレミアリーグ第9節のブライトン戦で2点差を追いつき、勝ち点1を獲得した後、オニール監督は手応えを感じており、この試合の選手たちを称賛した。
「今シーズンは間違いなく大丈夫だ。今日私が一番言いたいのは、彼らが今日ここで何かを成し遂げるためにどれだけ努力しなければならなかったかということだ。我々が2対0で負けているからというだけでなく、2対0で負けていてまだ1試合も勝っていないのに、彼らはまだ何とかして道を見つけている」(英『Sky Sports』より)
この試合、85分までウルブズは0-2でブライトンに負けていた。この試合も敗戦濃厚かと思われたが、88分にラヤン・アイト・ヌーリ、さらに90+3分にマテウス・クーニャが劇的ゴールを決めてなんとかドローに持ち込んだ。指揮官はまだ1勝もできていないなか、2点差を最後まで諦めず戦った選手たちの闘志を見て、苦しい状況の中でもまだ戦えると思ったようだ。
ブライトン戦の前まではリーグ戦5連敗となっていたウルブズだが、前節のマンチェスター・シティ戦で見せたようにパフォーマンスが決して悪いわけではなかった。後は自信の問題という部分もあったなか、ブライトン相手に2点差を追いついたことはウルブズにとって追い風になる可能性もある。
まだ未勝利という状況は変わらないが、この試合で見せた闘志を次節のクリスタル・パレス戦でも発揮し、念願の勝ち点3を獲得できるか。