サッスオーロのゴールを守るモルドヴァン photo/Getty Images
1年でのセリエA昇格なるか
昨季セリエAで19位に沈み、セリエBに降格となったサッスオーロ。1年での昇格を目指すチームはここまで11試合を消化して6勝4分1敗で2位につけており、悪くないスタートだ。
そのクラブで急激に評価を伸ばしているのが、ルーマニア代表GKホラツィウ・モルドヴァンだ。
26歳のモルドヴァンは、今年の冬にアトレティコ・マドリードへと移籍。今季はそこからサッスオーロにレンタル移籍しており、第5節からサッスオーロの守護神になっている。
モルドヴァンがゴールを任されてからのサッスオーロは、5勝2分と絶好調。すでに4度のクリーンシートを達成していて、伊『Gazzetta dello Sport』もオルドヴァンを昇格へのキーマンに挙げる。
また、モルドヴァンにはもう一つの野望もある。ルーマニア代表での守護神奪取だ。今夏のEURO2024でベスト16に入るなど成長著しいルーマニアだが、EUROでは37歳のベテランGKフロリン・ニツァが守護神を任されていた。予選の段階ではモルドヴァンが1番手だったのだが、序列が入れ替わってしまった。
サッスオーロでの昇格に貢献できれば、ルーマニア代表でも評価が上がってくるだろう。アトレティコが獲得に動いただけの実力者ではあり、来季は5大リーグの1部でプレイする姿を見たいところだ。
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