マンCで多くのタイトル獲得に貢献してきたアルバレス photo/Getty Images
前線のローテーションに欠かせない戦力だった
10月末に行われたEFL杯・ベスト16ではトッテナムに1-2、続くリーグ戦ではボーンマスに1-2、そして5日に行われたチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第4節ではスポルティングCPに1-4で敗れたマンチェスター・シティ。屈辱の3連敗となってしまい、今季のマンCは盤石とは言えない状況にある。
頭の痛い問題としては、中盤の要だったロドリが長期離脱していることだ。今年のバロンドールにも選ばれたロドリは中盤の絶対的柱であり、ロドリが不在ではチームバランスが大きく変わってしまう。
しかし、問題はそれだけではない。英『The Sun』が大きな痛手と取り上げたのは、今夏にアトレティコ・マドリードへと手放したFWフリアン・アルバレスだ。
アルバレスはFWアーリング・ハーランドに次ぐ2番手FWの位置にあり、MFケビン・デ・ブライネが負傷離脱した際にはトップ下を務めるなど、マンCで確かな存在感を放っていた。
アルバレスがいたことでハーランド、デ・ブライネに休養を与えることも可能で、主力組のコンディションを整えるうえでも貴重な存在だったのだ。
しかしアルバレスは1番手FWとしてのプレイを望み、今夏にアトレティコへと移籍した。アルバレス級の2番手FWが簡単に見つかるはずはなく、同メディアはそれも今季のマンCが苦戦している理由の1つと見ている。