去就に注目が集まっているヴィルツ photo/Getty Images
再びバイエルンの時代となるのだろうか
23-24シーズンはレヴァークーゼンにとって歴史的なシーズンだった。ブンデスリーガでは無敗で優勝を決めてバイエルンのリーグ12連覇を阻止し、DFBポカールではカイザースラウテルンを下してタイトルを獲得。
しかし、『EURO SPORT』が伝えるところによると、伝説となった昨季を支えた主力メンバーが今季限りでチームを去る可能性があるという。
リーガエスパニョーラのレアル・マドリードはシャビ・アロンソ、ヨナタン・ター、フロリアン・ヴィルツの獲得を目指している。現指揮官であるカルロ・アンチェロッティ監督との契約は2026年まで残っているが、今季限りでクラブを去り来季はアロンソが新指揮官として就任することが、既定路線になっているという。
ターはレヴァークーゼンとの契約が今季で満了となり、最終ラインに怪我人が続出しているレアルやバイエルンがドイツ代表DFの動向を注視している。
ヴィルツは引退したトニ・クロースの後釜として考えられており、レヴァークーゼンは1億5000万ユーロ、日本円にして約247億円の移籍金を要求するとみられている。
ジェレミー・フリンポンと攻撃的な両翼を形成するアレハンドロ・グリマルドも今季での退団が濃厚だが、前述した3人とは違い、まだ移籍先は明らかになっていない。