ナポリでプレイするマクトミネイ photo/Getty Images
中盤から得点を奪える選手が必要だった
今夏にマンチェスター・ユナイテッドを離れ、ナポリへ移籍したMFスコット・マクトミネイの人気が急上昇している。
マンUでもハイレベルなパフォーマンスを見せていたが、これほどスムーズにナポリのサッカーにフィットしているとは予想外だったか。
英『Manchester Evening News』によると、イタリアのサッカー専門家アラスデア・マッケンジー氏も大正解の補強だったとマクトミネイを称える。
「コンテはマクトミネイのスタイルに合わせ、自分の哲学を変えることも厭わなかった。マクトミネイを獲得した理由は、彼がペナルティエリアに侵入してゴールを決めたり、チャンスメイクできる8番タイプの選手だと評価されていたからだ。セリエA王者として臨んだ昨季のナポリは悲惨だった。10位で終わり、最悪の昨季王者となってしまった。彼らが苦労したことの1つが、中盤からの得点力だった。マクトミネイはそれを補うために補強されたのだが、彼はすでに3ゴールを挙げている。コンテは彼の起用法を理解しているし、4-3-3でプレイしている場合でもマクトミネイはルカクの横にいて、常にペナルティエリアへ侵入することを狙っているんだ」
マクトミネイの攻撃性は、マンU在籍時よりも目立っているかもしれない。元より攻守にハードワークできる選手として評価は得ていたが、ナポリでは完全にチームの中心だ。マクトミネイにとっても、ナポリへの移籍は大正解だったと言えそうだ。