ミランVSユヴェントスはスコアレスドロー photo/Getty Images
両チーム合わせて枠内シュート3本のみのゲームに
23日に行われたセリエA第13節ではミランVSユヴェントスのビッグマッチがあったが、両チームとも決定機を作れぬままスコアレスドローに終わった。
興味深い戦績となっているのは、今季よりチアゴ・モッタを指揮官に迎えたユヴェントスだ。
モッタは昨季ボローニャをトップ4に導いたことで評価を伸ばしたが、ユヴェントスではここまで退屈な戦いが目立つと批判もある。今回のミラン戦も見せ場が少なく、ミランの枠内シュートは1本、ユヴェントスの枠内シュートも2本で終了。
さらにセリエA公式のデータによれば、ミランはこのゲームで182本のバックパス、ユヴェントスは286本のバックパスを記録している。その一方で縦パスはミランが160本、ユヴェントスは175本と、これでは決定機を作れないのも仕方がない。
現在ユヴェントスは6位、ミランは7位に位置しており、まだ上位を狙える位置ではある。しかし内容的にはビッグクラブと呼べないもので、今回のビッグマッチも両軍のサポーターを満足させるには程遠いものだった。