スポルティングのギェケレシュ photo/Getty Images
得点を量産し続けている
今、最も注目を集めているストライカーといっても過言ではないスポルティングCPのヴィクトル・ギェケレシュ。このスウェーデン出身のFWは今季プリメイラ・リーガで11試合16ゴール、全コンペティションでみると、20試合24ゴールの驚異的なペースで得点を量産している。
このままシーズンを完走すれば、どこまで数字を伸ばすことになるのだろうか。
『BBC』によると、欧州リーグでプレイする選手が1シーズンに挙げた最多ゴール数は当時バルセロナでプレイしていたリオネル・メッシの73ゴールで、アルゼンチン代表FWは11-12シーズンに60試合に出場してこの記録を打ち立てたという。ちなみにクリスティアーノ・ロナウドの1シーズンの最多ゴール数は14-15シーズンで54試合61ゴール。
ギェケレシュは現時点で今季20試合に出場して24ゴールを挙げている。11-12シーズンのメッシは20試合に出場した時点で25ゴール決めており、ほぼ互角だ。そのためギェケレシュがこのペースを維持することができれば、メッシが残した11-12シーズンの数字に近づくことができる。
ただ問題は試合数を60まで増やせるかであり、当時のバルセロナはCLを準決勝まで戦い、コパ・デルレイでは決勝まで進んで優勝を飾っている。
同メディアによると、ギェケレシュが今季の試合数を60試合まで伸ばすには、CLとポルトガルでのカップ戦の計3つを決勝まで勝ち進む必要があるようだ。カップ戦はまだしも、CLとなるとかなり厳しい条件となる。
メッシが主戦場にしていたスペインとギェケレシュが戦うポルトガルでは、リーグレベルが異なるものの、もしギェケレシュが1シーズンでのゴール数でメッシを超えることができれば、来夏ほぼすべてのクラブがスウェーデン代表FWの争奪戦に参加することになるだろう。
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