今季は出番が限られるトリッピアー photo/Getty Images
今季は序列を落とす
ニューカッスルは元イングランド代表DFキーラン・トリッピアー(34)の売却を検討しているようだ。英『Football Insider』が報じている。
2022年冬にニューカッスルにやってきた同選手は正確なキックを武器にチームの右SBで絶対的な存在として君臨していた。昨シーズンは公式戦39試合に出場し1ゴール11アシストという数字を残したが今シーズンは状況が一変。ここまでの公式戦出場は8試合のみでプレイ時間も394分に留まっている。
ハムストリングの負傷によって離脱していたことも影響しているかもしれないが、現在のニューカッスルの右SBの一番手は22歳のティノ・リヴラメントとなっており、序列を落としている。
そんななか、ニューカッスルは1月の移籍市場でトリッピアーを売却する意向のようだ。指揮官のエディ・ハウは以前からトリッピアーの売却を否定していたが、同メディアによると、代理人らトリッピアー陣営には冬の移籍が可能であることが伝えられており、適切なオファーが届けば売却を容認する姿勢だという。
トリッピアーの獲得に興味を持っているクラブとしてはジョゼ・モウリーニョが指揮するフェネルバフチェやACミラン、アタランタなどが以前報じられていたが、獲得可能となれば経験豊富な同選手を欲しがるクラブは他にも出てくるかもしれない。
契約を2026年6月まで残すトリッピアーへのオファーの適正額はまだ不明だが、今冬の去就には大きな注目が集まりそうだ。
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