DCユナイテッドで活躍するベンテケ photo/Getty Images
フィジカルはプレミアリーグでもまだまだ通用するだろう
アメリカ・MLSの年間MVPとはならなかったが、得点王のタイトルを手にしたDCユナイテッド所属のベルギー人FWクリスティアン・ベンテケ。
2022年にクリスタル・パレスを離れてDCユナイテッドへ加入したベンテケは、現在34歳と大ベテランだ。
しかし今年はリーグ戦で23ゴールを記録し、まだまだパフォーマンスが落ちていないことをアピールしてみせた。
英『Football Fancast』が何より印象的と評価したのは、リーグNo.1となる『空中戦勝利数』だ。プレミアリーグでプレイしている頃より空中戦の強さは評判だったが、MLSでも1試合平均10.5回もの空中戦勝利数を記録している。今年の空中戦勝利数を合計すると、驚異の314回だ。2位のDCユナイテッドDFルーカス・バートレットが110回であることを考えると、ベンテケの数字がいかに特別か分かってくる。
同メディアはプレミアリーグを離れるのが早すぎたかもしれないと伝えていて、フィジカルの強さは今でも確実にプレミアリーグで通用するだろう。ベンテケとDCユナイテッドは2025年まで契約を結んでいて、今年のパフォーマンスを考えれば来年もMLSの空中戦を支配する存在となるはず。環境は変わったが、サッカー界最強クラスのエアバトルの強さを誇るベンテケの実力は衰えていない。
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