リヴァプールでプレイする遠藤 photo/Getty Images
今夜のジローナ戦で先発起用すべきとの声も
プレミアリーグはここから年末にかけてスケジュールが厳しくなる。現在首位を走るリヴァプールの場合、チャンピオンズリーグにEFL杯と特に大忙しだ。
まずは今夜ジローナとのチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第6節を戦い、14日にフラム戦、そして18日にはサウサンプトンとのEFL杯・準々決勝、22日にトッテナム、26日にレスター・シティ、29日にウェストハムと続く。これだけの過密日程となれば、ローテーションしていくしかないだろう。
英『Express』が注目したのは中盤だ。今季はライアン・グラフェンベルフが指揮官アルネ・スロットの信頼を掴んだが、疲労が気にかかる。今季グラフェンベルフは1687分間プレイしており、これよりプレイタイムが多いのはDFフィルジル・ファン・ダイク(1710分)、FWモハメド・サラー(1703分)の2人のみ。
同メディアはそろそろグラフェンベルフを休ませるタイミングと見ており、その代役として日本代表MF遠藤航をプッシュする。まずは今夜のジローナ戦だが、リヴァプールはCLで5戦全勝と絶好調。ローテーションするには絶好のタイミングと言える。
「グラフェンベルフは疲労感を否定しているが、先週のニューカッスル戦は良くなかった。マージーサイド・ダービーの延期は思わぬ休暇となったが、ジローナへの遠征もグラフェンベルフを休ませるチャンスとなる。ジローナの力を無視するわけではないが、遠藤とカーティス・ジョーンズのコンビならばボール保持時も、そうでない時も十分な安定感を提供してくれるだろう。彼らの前にショボスライが入れば、勝利の可能性はさらに高まる」
「翌週にはサウサンプトンとのEFL杯準々決勝があり、遠藤やハーヴェイ・エリオットといった選手が先発するのではないか。
ここまで遠藤は試合を締めるクローザー的な役割に留まっているが、もう少しプレイタイムを増やしたい。ここからの過密日程の中でチャンスがあるかもしれないが、スロットにアピールできるだろうか。