イプスウィッチ戦で2ゴールのフォーデン photo/Getty Images
昨季のフォーデンが戻ってきた
24-25シーズンの前半戦は不調に終わるものの、12月末のプレミアリーグ第18節エヴァートン戦から公式戦6試合で負けがないマンチェスター・シティ。リーグテーブルでも追い上げを見せており、トップ4に戻ってきた。
復調を見せるシティで素晴らしいパフォーマンスを披露しているのがフィル・フォーデンだ。
昨季はプレミアリーグのMVPに選ばれるも、今季は怪我の影響もあって出遅れたレフティだが、徐々にコンディションを取り戻しており、前述の6試合で5ゴール2アシストの数字を残している。
『Manchester Evening News』では調子を取り戻しチームの中心人物として攻撃をけん引しているフォーデンについて、指揮官であるペップ・グアルディオラ監督はさらにパフォーマンスを向上させるようレベルの高い要求を行っている。
「フィルは(今季の)最初の数カ月そこにいなかった。彼が毎日笑顔を見せていたら、どの試合でも2ゴール、3ゴールを決めていただろう」
「彼はシーズン序盤、いくつかの問題を抱えていて(昨季とは)まったく別の少年でした。彼も人間だから、時には挫折することもある。それは普通のことだ。しかし、彼が再び幸せになり、プレイを楽しんでいることを私たちは本当に嬉しく思っているし、それは私たち全員にとって本当に素晴らしいことだと思う」
「彼は移籍すべきではない。ラストパスはもっと改善できる。年齢的にもそうだし、彼はこれからも成長を続けていくだろう」
「彼はワンクラブマンとしてキャリアを終え、何年もプレイすることができる。彼は信じられないほどのシティファンなんだ」
ペップが指摘したラストパスの精度は今後より必要になってくるだろう。デ・ブライネはフル稼働が難しい年齢になっており、今後アーリング・ハーランドに良質なパスを届ける役目はフォーデンに引き継がれるからだ。